– ご相談内容
昨年末より本管の詰まりが多発し始めたとの事で相談があり、以下4点のご要望があった。
- 桜の伐採又は移植したくない。
- 住民の生活に影響を及ぼしたくない。
- 改修したばかりの舗装を剥がしたくない。
- 工事費を抑えたい。
現場
千葉県内、昭和43年 1530戸、旧公団花見川団地
処理項目
屋外設汚水管工事
– 今回の工事のポイント
配管ルートに大木が林立ちし、埋設管の深さが深い為、既存管を使用した更生(オメガライナー工法)を採用した。
今回は、昭和43年(1968年)入居の40棟1530戸からなる集合住宅の場合の事例紹介です。
埋設汚水管は今まで詰まりが発生した際に、高圧洗浄車による管内・桝内の洗浄と木の根除去により詰まり解消を行っており、埋設本管を改修するに当って更新と更生が有るが、今回の花見川住宅の場合は、埋設管深さが5~6m以上と深く、また配管ルートには大木が林立し、新規埋設ルート及びバイパスルートの開削は生活空間での安全上からも不可能と判断し、既存管を使用した更生がベストと判断し実施した。
オメガライナー工法の特徴
- 管渠内面内の障害となるものを除外し、管内と桝内を超高圧洗浄する。
- ドラムに巻いた断面Ω(オメガ)型形状に折り畳んだ硬質塩化ビニール管を高温蒸気にて軟化させてマンホールより既設管内に挿入する。
- 挿入したΩ型形状塩ビ管を蒸気加熱より円形に復元させ圧縮空気にて膨張させ既設管に密着させる。
- マンホール内の管口を速乾モルタルにて成形処理する。
お問い合わせから完了までの流れ
- ヒアリング
- 現場確認
- お見積もり
- 作業確認
- 完了