– ご相談内容
築16~20年目であるが、給水管の劣化診断調査を行った。サンプリングにより管の中をのぞいてみると、専有部の管材は塩ビライニング鋼管で継手部に防食継手が使用されており、錆こぶができている部分があることがわかった。 すぐに漏水事故が多発するとは思えないが、1993~1997年(平成5~9年)竣工、RC造、11棟、4~15階建て、759戸の大世帯であり、早めの手当てで長く持たせることはできないかと意見があった。
現場
千葉県内、築16年 759戸、分譲マンション
処理項目
給水管改修工事
今回の工事のポイント
共働きの住民家族が多いため、当日の夕方に平常生活が可能になった更生工事 『NPBラピッド工法』を採用。
室内の管の交換(更新)工事の必要性も検討されたが、マンション住民には共働きの家庭も多く、工事期間などで数日在宅を求めるなど、日常生活に対する影響が大きいと判断し、ライニング更生工事を選択した。そこで採用されたのが京浜管鉄工業(株)の『NPBラピット工法』となった。
NPBラピッド工法の特徴
- わずか一日の施工で、その日の夕方には通水し、平常通り使用可能。
- ピグ(2連)で均一化された防錆塗膜を温風・温水で完全硬化。
- 仮設工事が不要で、廃材が減少(環境配慮)。
お問い合わせから完了までの流れ
- ヒアリング
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- 完了