弊社で施工した「みさと第一住宅 給排水・ガス設備改修工事」が、第15回MKSマンションクリエイティブ賞を受賞し、その授賞式が2025年6月4日に行われました。
■ MKSマンションクリエイティブ賞とは
マンションクリエイティブリフォーム賞は、一般社団法人マンション計画修繕施工協会が実施する表彰制度です。分譲マンションの計画修繕工事において、創意工夫がなされ、 人に、建物に優しく、誠実に行われた工事の施工者、現場担当者、設計監理者、管理組合を表彰し、より良いマンションストックの形成に寄与することを目的として実施しております。
■ 評価のポイント (MKSマンションクリエイティブ賞 ホームページより抜粋)
埼玉県に立地する築51年を経過した688戸の高経年団地型マンションである。住棟は、 中層5階建て構成されている。高経年マンション特有の給排水管更新工事(スラブ下配管 のスラブ上化・ユニットバス導入)の取り組みである。給排水管更新は、室内への入室工 事になるため居住者には在宅が求められるうえ、排水制限などの日常生活への影響が大き い。この事例の場合、居住者負担軽減、荷物の移動を含めた居住空間確保などのために室 内工事を2工区に分けて行うなどの工夫を行っている。また、それらの工程について詳し く居住者説明を進めるために、全住戸2回にわたる事前説明、空き住戸を活用したモデル ルーム設営など、事前説明に多くの時間を割いている。その結果が区分所有者負担になる 在来工法浴室のユニットバス化が全住戸の93.6%となり、ほぼ達成された点が高く評価された。居住者に理解された要因の一つとして、施工管理者体勢に特徴があり、9人中3人が
女性という編成にして、居住者とのコミュニケーションの円滑化を図ったことも評価し た。
受賞した現場代理人にお話を伺いました。
■ 苦労した点
工事内容の説明をするため全戸に 2 回訪問しました。説明する側としては毎日同じ話をしているため、話を端折っていないか、話すスピードが早くなっていないか、初めて説明する気持ちを保つことを意識し続けることに苦労しましたが、2 回訪問することで、私自身を知っていただくことになり、安心して工事を任せられると言っていただけることが多くありました。
■ 受賞した感想
提出する文書を作成する中で、改めてみさと第一住宅の工事を振り返ることが出来て良かったと思います。次に同様の工事を行う際にどうしたらいいか等を考えることが出来、いい経験をさせていただく事が出来ました。
18か月という長い工事期間の中で全688戸に対し2回の事前調査と工事説明に日程を費やす事はとても大変だったかと思います。
その結果、居住者様にご満足いただき快適な暮らしを提供する事が出来ているのですね!
本当に受賞、おめでとうございます!
また、みさと第一住宅の皆様、工事へのご理解ご協力いただきありがとうございました!
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