現場紹介・現場奮闘記

東京23区の真ん中に位置する東京都文京区にあるSマンションの工事現場の奮闘記のご紹介です。

この現場で現場代理人を務めるK.Yさんは、今年3月に一級管工事施工管理技士の資格を取得し、こちらの現場代理人に抜擢されました。

これまで数多くの現場で経験を積んできていますが現場代理人となると一味も二味も違うとのことで大変ながらもやりがいを感じながら日々の業務に向き合っているようです。

 

 

【 現場代理人(K.Y)へのインタビュー 】

Q1. 工事内容やこの現場の特徴について教えてください

この現場は閑静な住宅街の中にあるマンションです。築30年ほどで戸数は30戸あります。工期は2025年6月2日から10月31日まで。今回の工事では、共用部の給排水管工事に加えてお客様の宅内での工事もあります。昼間はお勤めをされているファミリー層も多く、仕様決めなどの細かい打合せは事前にアポイントを取って、お客様とお打ち合わせをいたしました。

 

Q2. 現場代理人デビューしての感想は?

工事が始まる前の準備は念入りにしていましたが、始まってみると準備段階では確認できないイレギュラーな箇所がありました。その箇所を適正に対処していく中で、改めて先輩たちの要領の良さ、処理速度の速さを再認識しました。

工事を進めていく中で、お客様と顔見知りになり、通りすがりに声をかけてくださることが嬉しいです。今は管理組合の方と行っている定例会議が毎回滞りなく行えていること、お客様から工事のことでお褒めの言葉を直接いただけたことで達成感を感じています。

 

Q3. 大変な点・苦労した点は?

今回の工事では、廊下の床を剥がして配管後に復旧する必要があります。お部屋の中を調査してみると多くのお宅でリフォームがされており、当初の計画と異なる部分がありました。例えば建築当初は、廊下の床がカーペットでしたが、リフォーム後にフローリングにされているお宅、フロアタイルにされているお宅、大理石にされているお宅など様々で、復旧する際の材料をお客様毎に決めてもらう必要がありました。お客様の要望を聞き、様々な材料サンプルを取り寄せ、実際に実物を見ていただきながら打ち合わせを行いました。

あとは限られた敷地内スペースに現場事務所、作業員詰所、資材置き場を配置するための計画、調査、提案、交渉が大変でした。

 

Q4. 先輩からのフォローは?

現場代理人デビューということで、お世話になった様々な方から気にかけて声をかけてくれました。お客様の中に中国語しか話せない方がいらっしゃったので他現場の先輩に相談したところ、翻訳機を貸してくれました。工事内容を簡潔な文章にまとめてから翻訳機を使って説明をしたり、図を見せながら身振り手振りで説明をしました。

他にも、「○○の準備を早めにした方が良い」とか「○○を△△するなら、事前に□□さんに話をしておくと良い」みたいなアドバイスをしてもらっています。現場代理人の視点から、現場管理を円滑に進めるための色々なことを諸先輩方から教わりながら自分の力になっている気がします。

また、先輩に工事が始まる前の現場調査を手伝っていただき、自分が気づかなかったところを多角的にアドバイスしていただけたこともありがたかったです。

少しだけ不安もありましたが、先輩方や上司がサポートしてくださっているので大変心強く、自信をもって工事を進めています。

 

Q5. 休日は充実していますか?

平日と休日でオンとオフを切り替えているのでリフレッシュしています。ただ、まだまだ暑い日が続いているので(*インタビューは9月中旬)家に閉じ籠りがちではあります。今年の夏は、友達と新たなことをやってみようという話になり二つ試してみました。

一つ目は、カッピング  背中をガラス容器を用いて皮膚を吸引して鬱血状態にすることで血行促進を促すと言われている療法です。マッサージと合わせたプランにしました。施術後、身体が軽くなったような感覚があり、また試してみたいと思っています。

二つ目は、ドライヘッドスパ  今回はお試しということでお店でおすすめされたコースでやってみました。ヘッドスパにハマっている友人がいるので、他のヘッドスパも試してみようかと思っています。涼しくなって現場が落ち着いたら、ゴルフの練習に精を出していこうと思います。会社のゴルフコンペに参加して先輩よりも良い成績を出すことが目標です。

 

Q6. 最後に今後の抱負をお願いします

まずは工事を滞りなく無事に完工してお客様に引き渡せるようにすることです。

現場代理人として工程管理や予算管理、協力会社への指示、お客様との打ち合わせ等を行ってきましたが一人ですべてやってみると改めて先輩方のすごさを感じました。これからも現場代理人としての経験を積んで、よりスマートに現場を回していきたいと思います。また、後輩から技術的にも人間的にも慕われる先輩になりたいと思います。後輩を指導する立場になったら、先輩方のようにできるか不安なところもありますがこれから私も成長し先輩たちの域に近づき、追いつき、追い越したいと思います。

 

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