給排水設備
更新工事
主な工事内容
給水方式変更工事
従来の給水方式は、受水槽よりマンションの屋上にある高架水槽や給水塔へポンプアップし、それより各住戸へ送り出す高架水槽方式と受水槽から加圧式ポンプを使う受水槽加圧ポンプがあります。近年は清掃や消毒などの水質問題が生じていることもあり、直結増圧給水方式に変更するケースが増えています。維持、メンテナンスの低減と共に、耐久性、耐震性を高めています。
施工例
排水方式変更工事
排水方式を分流式から合流式に変更することにより排水通気性を向上。排水立て管、通気管の本数を減らすことができます。施工区分は共用部排水管と専有部排水管に分かれます。近年では、専有部排水管は床スラブ上配管方式のニーズが高まり、管材は耐腐食管、樹脂管など腐食に耐性を持たせた管種が多用される傾向があります。
施工例
スラブ下配水管の段階的スラブ上化と
浴室とリフォーム
地中埋設給水管
耐食性・耐震性の高いポリエチレン管に更新。
共用部給水管
耐食性・耐震性の高いステンレス管に更新。
耐食性・耐震性の高い耐衝撃性硬質ポリ塩化ビニル管に更新。
汚水・雑排水分流方式から、汚水・雑排水合流方式に変更。
パイプスペース壁に点検口を設置し、工事費用・日数を低減。
排水管の更新
工期中のストレスも
環境負荷も軽減する
排水管更新工法
床を壊さない、
振動も粉塵も出さない安心工法
JUST工法
従来の排水管更新工事は、室内に設置された排水立て管を設置するために、コンクリート床を電動工具で壊しながら作業を行うため、激しい騒音と振動、そして粉塵を発生していました。「JUST工法」はコンクリート床を壊さず、大きな騒音や振動がなく、粉塵を発生することがなく、身体にも環境にも優しい工法として注目されています。
- コンクリート床を
壊さない - 大きな騒音や
振動がない - 粉塵を
発生しない
安定した性能を保持する、
安心の浴室排水管工法
浴室のリフォームに対応。
インナー
トラップ工法
将来的なユニットバスのリフォームに対応する「インナートラップ工法」。既設の排水トラップの底面をホルソーで抜き、トラップ内径よりもスリムな硬質塩ビ製トラップを現場でインサートする工法です。通常の更新工事のような騒音や振動を発する事なく、工期も短期間で行えます。
メリット
- 排水管が
適切に接続 - 大きな騒音や
振動を発生しない - 工期が短い
イメージ
浴室の排水機能と
耐久性を向上。
NP-R工法
排水管の内側を研磨し、一体化の更生管を形成。排水トラップ部の耐久性を向上させます。工事は1日のみ、床や壁を壊さず補修できるためコストを低減。工事完了後はすぐに入浴することができます。また、排水に必要な様々な性能試験を行い、安全管理を徹底。産業廃棄物の発生も防ぎます。
- 工事期間は
僅か1日 - 継ぎ目がなくなり
耐久性が向上 - 管内のサビや
汚れによる
排水不良が改善
ユニットバスを壊さない
画期的な排水管更新工法
ユニットバス
床下排水管
更新工法
従来工法では、ユニットバス下の排水管を更新する場合、通常ユニットバスをまるごと解体しないと更新できないため、費用負担が大きく、工期も掛かり、数日間浴室を使用できないなど様々な課題がありました。ユニットバス床下排水管更新工法は、ユニットバス床を開口して排水管更新する工法。京浜管鉄工業が様々な研究を重ねた結果、独自に開発しました。
更新工法のメリット
- ユニットバスの
解体が不要 - 費用負担を
軽減 - 工期が短い
更新工法のイメージ
発生する前に、
早期の対応と定期的な
点検が重要です。
給排水管は建物の構造上目に見えないため、いつの間にか劣化している場合が多いのが現実です。放置しておくと漏水事故が発生し、マンション全体に多大な損害を発生することになります。
給排水
更新工事の流れ
工事前の劣化診断と
工事負担の事前確認
工事前には各配管の劣化診断が必要になります。専有部の工事負担は、管理規約の改正や管理組合の決議が必要な場合があり、事前に確認する必要があります。尚、給排水管の専有部工事は自己負担となります。
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STEP. 4総 会
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STEP. 6決 議
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STEP. 8工事着工
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STEP. 9準備・養生
- 建物に傷を付けないよう各所を養生し、
更に
分かりやすい広報活動も心がけます。
- 建物に傷を付けないよう各所を養生し、
-
STEP. 10配管更新
- 施工管理
- 経過報告
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STEP. 11竣工検査
- 「安全性」と「仕上がり精度」を
厳しい検査で確認
- 「安全性」と「仕上がり精度」を